【中華料理の名脇役「黒きくらげ」たまに食べるだけじゃもったいない!知られざる効能・効果をご紹介します】
みなさん黒きくらげ、食べますか??
私も薬膳の勉強をするまでは、全く興味がなかった食材です(笑)しかし!今や黒きくらげは私にとってなくてはならない存在。
薬膳の勉強を始めて様々な薬膳食材を試してみたものの、使いづらかったり美味しくなかったり、値段の割にあまり効果を感じなかったり……正直リピートしなかった食材の方が多かったように思います。
そんな私が試して以来ずっとリピートしているのが黒きくらげとナツメ!
今回は、そんな黒きくらげの何がオススメなのか、実際にどんな効果があったのかについて書いていこうと思います。
黒きくらげの効能
黒きくらげはキノコの一種で、漢字では黒木耳。乾燥させたもの・生のものがあります。生きくらげもぷりぷりして美味しいですが、今回紹介するのは乾燥きくらげ。
乾燥させたものは生よりもカルシウムや鉄などのミネラル成分が多く含まれていて、旨味成分が増すのが特徴◎
代表的な特徴・効能がこちら↓
一見地味で脇役的な黒きくらげですが、栄養成分や効能を見たらとっても優秀なんです☆
栄養素が豊富な乾燥しいたけと比べてみました↓
カルシウムやマグネシウムなどのミネラル、鉄分、ビタミンDが圧倒的に多いのが分かりますよね。ちなみに、骨や歯を丈夫にするビタミンDは食品の中でもトップクラス!
カリウムは乾燥しいたけより少ないですが、生のキノコは100gあたりのカリウム含有量が約300mg程なので十分豊富と言えるでしょう。
実際に感じた効果
黒きくらげを食べるようになって実感した効果……
それは、『貧血の改善』です!
そもそもなぜ黒きくらげを摂り始めたかというと、悪性リンパ腫だった主人の再発予防や血液浄化作用を期待してのことでした。ですが、食べているうちに私の方が「アレ?なんか調子がいい気がする…」となり、今では無くてはならない存在に(笑)
元々低血圧(朝は上が90を下回る)で普段から立ち眩みがあったのですが、妊娠をきっかけに貧血が悪化。常に顔色が悪く、倦怠感やめまいが続き、数値的にもギリギリの状態でした。産後は産後で授乳のため血液が沢山必要になるので、症状が治まるわけもなく…胃腸が弱いため鉄剤も摂れないのでとっても困っていました。
それが黒きくらげを日常に取り入れてから明らかに症状が軽くなったんです!貧血対策は他にもしていたので、始めはそれが黒きくらげだと気づかなかったのですが、たまたま切らして数週間過ごした所また徐々に貧血症状が現れるように。。
何回かそんなことを繰り返していくうちに、『黒きくらげのおかげだったんだ!』とやっと気づきました(笑)
食養生は、多くの場合作用が穏やかで即効性はないのですが、続けていくうちにジワジワと効いてくる感じ。
肝心の主人への効果は????ですが(笑)今のところ再発もないし、私にとっては本当に効くんだ!と嬉しい発見でした☆
もちろん体質や症状の度合いにより中々効果を感じられないという事もあるかもしれません。ですが、栄養成分的に見ても食べて損はないので、貧血症状に悩んでいる方がいたらぜひ試してほしい食材です!あと、便秘にもオススメですよ◎
絶対オススメの食べ方・レシピ
黒きくらげが貧血に良いと言っても毎日のように食べるのって中々難しいですよね。
中華風の炒め物やスープ、和え物などは定番ですが正直ネタも尽きるし、味も淡白で飽きるしw
どうやって日常の食生活にきくらげを取り入れるのか……
私が辿り着いた答えは、ズバリ!『黒きくらげごはん』です!!
ごはんは多くの方がほぼ毎日のように食べますよね。ギャル曽根さんがやっていた「しらたきごはん」(しらたきをみじん切りにしてご飯と一緒に炊く)からヒントを得て始めたのですが、同じように戻した黒きくらげをみじん切りにしてご飯を炊くときに一緒に入れるだけです。
これだったらレシピを考える必要もないし、ご飯を食べるついでに黒きくらげの栄養素ももれなくゲットできます◎
味もほぼ全くと言っていい程変わらず、普段きくらげを食べない子供でも無理なく食べれる一番のお手軽レシピ!まとめて水に戻して、フードプロセッサーでみじん切りにしておき、ジップロックへ平らに入れて線を入れておけばパキッと折って使いたい分だけ使えます♪
私としてはもう少し入れたいところですが、多いと子供が嫌がる為控えめにしています。
私のおすすめレシピ3選
不動のナンバー1は黒きくらげご飯ですが、佃煮風もご飯のお供やおつまみとして気軽に食べれるので気に入っています。炒め物は定番ですが何だかんだこの組み合わせが一番美味しい◎
まだやったことないのですが、今度はキノコとしてピザのトッピングにしてみようと思ってます(笑)
またオススメが出来たら随時更新していきますね^^
- 位 → 🌟黒きくらげご飯🌟
- 位 → 黒きくらげの佃煮風
- 位 → 黒きくらげ・青菜・卵炒め
作り方はとっても簡単で
①水に戻した黒きくらげを水切りして細切りにする
②お好みの油で炒める
③砂糖・醤油・酒・みりんを入れ汁気がなくなるまで炒める
④お好みでシソの粉(ゆかり)やゴマを和える
★炒める時、ピリ辛が好きな人は鷹の爪、さっぱりが好きな人は大葉を細切りにして混ぜても◎
★こちらもまとめて作って冷凍しておくとお弁当に使えて便利です◎
【材料】
・黒きくらげ10枚くらい
・チンゲン菜や小松菜などの青菜1株
・卵1個
・にんにくみじん切り適量
・塩こうじ小さじ2位、顆粒の鶏がらスープ少々
・ゴマ油小さじ1位(最後にかける用)
①戻した黒きくらげを好みの大きさに切り、にんにくと一緒に油で炒める
②油が回ったら青菜と顆粒鶏がらスープを入れ更に炒める
③溶き卵を回し入れる
④最後に塩こうじを和えてゴマ油を回しかける
★青菜と一緒に食べることで鉄分・カルシウムの吸収率UP!
★あさりやレバーを入れたら更に貧血対策バッチリです!
おすすめ薬膳ショップ
こちらの記事↓でも紹介させて頂きましたが何といっても、私のオススメは長寿薬膳堂さん!長寿大国 台湾在住だったオーナーさんが自ら現地に出向き、厳選した高品質の薬膳食材を扱っています☆
【薬膳で日本を健康に‼ 日本の薬膳は高すぎる‼ 薄利多売を目指します‼】
薬膳は近年日本でも注目されてきているので様々な所で購入することが出来ますが、ショップによりクオリティーにかなり差があるのも事実。
フリマサイトでは、産地や農薬使用の有無などを偽造して販売されているものが実際に出回っているようです。
なので、出所がしっかり分かる信頼できるお店での購入するのが一番◎
以前一度オーナーさんに電話で問い合わせたことがあるのですが、薬膳愛の溢れる熱い方でした(笑)
こちらでは『雲きくらげ』という商品名で販売されていて、香港の高級中華料理店で実際に使われているそうです。ナツメ同様、残留農薬も検査済みで安心。
(※注意※ ビタミンDは過剰摂取すると体に蓄積する恐れがあるため、食べすぎ注意!成人の摂取量目安は1日につき乾燥きくらげ5~6g程です。)
以上、今回は私がずっとリピートしているオススメの薬膳食材「黒きくらげ」をご紹介させて頂きました!
知られざるスーパーフードとも言える黒きくらげ、貧血や便秘にお困りの方はぜひ一度お試しください🌟
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